ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
1~4.組曲「モスクワ・チェリョムーシカ」(オペレッタ Op.105よりの組曲)
5~10.バレエ組曲「ボルト」(バレエ Op.27aよりの組曲)
11~23.映画音楽「馬あぶ」(抜粋)(映画音楽 Op.97よりの抜粋)
リッカルド・シャイー(指揮)/フィラデルフィア管弦楽団 録音:1995年
DECCA【ドイツ輸入盤】
ショスタコーヴィチといえば、いかにもロシア的な重苦しく大仰な音楽で、政治的な臭いのするものばかりというイメージが強いですが、映画音楽などのジャンルではモダンで才気煥発たる音楽をたくさん残しています。一度聴いたら忘れられないようなメロディー、オシャレでかっこいいリズムがたっぷり詰まった音楽は、脳天気なアメリカ音楽に負けないほど楽しいものです。また、シャイーの演奏も抜群で、ショスタコーヴィチの面白さを巧みにアピールしています。聴き手を元気爽快にしてくれるアルバムです。