カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ

「アメリカン・ブラス!」~コープランド、バーンスタイン、バーバー、アイヴズ、カウエル

1.コープランド/市民のためのファンファーレ
2~9.バーンスタイン/「ウエストサイド物語」組曲
10.コープランド/エル・サロン・メヒコ
11.カウエル/ラテンアメリカ同盟のためのファンファーレ
12.バーバー/バッハからの変異
13.アイヴズ/「アメリカ」による変奏曲
14.コープランド/祝典ファンファーレ
15.バーンスタイン/前奏曲、フーガとリフ


エリック・クリーズ(指揮)/ロンドン・シンフォニー・ブラス

録音:1991年  原盤:Collins Classics

「アメリカン・ブラス!」~コープランド、バーンスタイン、バーバー、アイヴズ、カウエル

価格:

1,250円 (税込)

[ポイント還元 12ポイント~]
購入数:
友達にメールですすめる

ALTO【イギリス輸入盤】

エリック・クリーズはロンドン交響楽団のトロンボーン奏者として27年間務めた人で、コヴェント・ガーデンの王立歌劇場では首席トロンボーン奏者でもありました。また、ロンドン・シンフォニー・ブラスの指揮者としての活躍でも知られ、彼のアレンジした数多くの作品はフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルやロンドン・ブラスが盛んに取り上げられ、中でも「ウェストサイド物語」組曲の見事なアレンジは、たくさんの方がすでにお聴きではないでしょうか。
このアルバムでは、アメリカの大作曲家によるオリジナルの作品(2つのファンファーレとバーバーの作品)とエリック・クリーズによる編曲ものが収められており、ブラス・ファンにとってのみならずアメリカ音楽ファンにも興味深い内容です。3つのファンファーレのうち、1曲目のコープランドの「市民のためのファンファーレ」からしてパワフルで堂々とした演奏に圧倒されることでしょう。またちょっと珍しい録音であろうコープランドの「祝典ファンファーレ」も現代的なサウンドとしっとりロマンチックな旋律の対比が印象的な作品。実験音楽で有名なヘンリー・カウエルの「ラテンアメリカ同盟のためのファンファーレ」はクリーズの編曲ではあるものの、これまた知られざる名ファンファーレで、相当格好いい曲です。
定番の「ウェストサイド」組曲や「エル・サロン・メヒコ」はかなり優れたアレンジなので、色彩感もしっかり出ていてブラス・ファンならずともあまり違和感はないでしょう。むしろ演奏が抜群に巧くて、破綻がないどころか見事なバランスでまとまっているので「凄い!」と驚嘆されるはずです。打楽器やトランペットたちの異常なほどの燃焼度はとにかくハンパではありません。さらにオリジナル曲というバーバーの「バッハからの変異」はごく珍しい録音で、W・シューマンによる管弦楽編曲で知られるアイヴズの「アメリカ変奏曲」のブラス・バージョンもたいへん貴重です。
録音の生々しさも手伝って、ロンドン・シンフォニー・ブラスの圧倒的な妙技を楽しめる実に優れたアルバム。かなりのオススメです。

ページトップへ