トン・コープマン(指揮)/アムステルダム・バロック管弦楽団、同合唱団
デボラ・ヨーク(Sp)、フランツィスカ・ゴットヴァルト(A)、イェルク・デュルミューラー(T)
クラウス・メルテンス(Br) ほか 録音:2002年8月
ORF(オーストリア放送協会)【オーストリア輸入盤】
第二次世界大戦後ベルリンから持ち出されたバッハ関係の直筆譜が、1999年にキエフで発見されました。その楽譜のほとんどはC・P・E・バッハの作品らしく、このディスクに収められた「マタイ受難曲」もその1つで、珍しい楽譜を積極的に取り上げるコープマンによる初めてのレコーディングとなります。
そのスタイルだけでなく、旋律そのものも父J・S・バッハとの共通点が多く、「マタイ受難曲」のお好きな方は両作品の聞き比べも興味深いことでしょう。